ガラス革(がらすがわ)

ガラス革とは、皮を鞣した後、ガラス板やホーロー板の上に貼り付けて乾燥を行い、乾燥後の革の表面をサンドペーパーで擦り、顔料と合成樹脂を塗って仕上げた革のこと。樹脂加工により光沢が出やすく、耐水性・耐久性もあり、比較的安価であるため、靴や鞄などに幅広く用いられる。しかし、屈曲する箇所はヒビ割れが発生しやすいため、長期間使用して風合いを楽しむ目的では避けられることが多い。