インジェクションモールド式製法(いんじぇくしょんもーるどしきせいほう)
射出成形を用いて靴の製造を行う手法。インジェクション製法とも呼ばれる。革靴に用いられる場合は、アッパー(甲革)を金型(モールド)にはめ込み、熱で溶かしたポリウレタンや塩化ビニールなどの合成樹脂を金型に注入してアウトソールの形成とアッパー(甲革)への結合を同時に行う。レインブーツなどでは、靴全体をこの製法で作る場合もある。生産性・耐久性・軽さ・履き心地に優れ、靴の量産には欠かせない製法となっている。
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